ご挨拶
富士山を撮影する通称「富士山カメラマン」は近年の風景写真ブームにものり年々増え続けてまいりました。有名な撮影場所では撮影する場所の確保も容易ではありません。また富士山の撮影関連の書籍も数多く出版されるほどで、その数には驚くものがあります。このホームページは私が8年かけて富士山を撮影したライブラリの中から紹介していますが目を見張るような写真からあまりカメラマンに知られていないマイナーな場所など順次紹介していく予定です。


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富士山を愛する皆様へ
このホームページは富士山をテーマにしていますが、いつまでこの美しい富士山を撮影できるのかと疑問に思うことがあります。美しい富士山はもちろんのこと、富士山周辺の環境問題は深刻な状態にあります。またゴミの問題も深刻だと思います。富士山や山麓など周辺の美化運動が進んでいるようですが、いまどこの観光名所もこの環境美化運動が盛んなようにです。

少なくとも私達カメラマンも含めそこへ訪れる人は皆自分の持ちこんだゴミくらいは持って帰ってほしいと思います。私の場合、ゴミ袋を持参しているのでそこにまとめて捨て(当たり前ですが)自宅に持って帰るようにしています。例えばブローニフィルムの場合、フィルム装填の時にでる紙くずも落ちたら必ず拾うようにしています。自分自身の心得として常に注意しています。

撮影場所も最近は少なくなってきたようです。一部の心得のない人がいると、どれほどの人が迷惑するのかわかってるのでしょうか?
例えば西川林道
ここはあるカメラマンが撮影ポイントを作るため木をチェーンソーのようなものでなぎ倒したそうで林務事務所が激怒して閉鎖になったようです。(他にも一部別な理由もあるようですが)

最近こんな事もありました。
富士山撮影の有名ポイントである櫛形林道で撮影した時
杉の木がたくさん植林されていたのですが、まだ背丈が人の身長にも達してないようなこの杉の木が十数本ナタのようなもので切られてました。どうも撮影する場所がなく困ったあげくに木を切り倒したようです。その場所で富士山を見ると確かに視界が広がってはいるのですが、ひどいことをします。なんの為に植林されているのかわかってるんだろうか?これは無性に腹がたった覚えがあります。

畑に入り込み足跡を散々つけて撮影する人
より良い撮影場所を確保するために無断で勝手に畑に入りしかも足跡をつけてしまう人がいます。畑の管理をしている方と少し話をしたことがあるのですがそんなことならカメラマンが対象としている木(富士山とうまく絡む)を切ってしまおうか?と考えたそうです。そこまでして撮影するのはいかがなものでしょうか?意外とコンテストなどに入選している作品の一部にあるかもしれません。

もう1つはカメラマンの心得だと思いますが
夜の車のエンジン音のアイドリング
少し寒くて暖気するならともかく一晩中エンジンのアイドル状態は隣に駐車していると特にディーゼル車などはうるさく眠れません。外に出ると排ガスの匂いが立ち込めており全く困ったものです。

撮影する時のマナーも考えたいものです。
ロープが張られているような立ち入り禁止の場所へ入らないのはもちろんのこと、そのような「目印・立て看板」がなくてもその場所が入るのに適当な場所ではないという判断をすることも必要です。 「自分の他にあと100人、毎日その場所に立ち入ったらそこの環境はどうなるか」というような見方が、その結論を出すのに適当かと思います。
良くあるのが入っては行けない場所に一人でも入って撮影しているのを見るとそれを見てそこに一緒に入いるパターン・・・・
「みんなでやれば怖くない」
という心理です。 以前尾瀬の特集などを番組で見たことありますが、湿原を一度踏んでしまうとそれが元に戻るのに何十年もの歳月が必要だというのがありました。一回くらいいいよな?っていう考え方はほんと正さなければならないですね。なんか、罰金などの思いペナルティなどがないと減らないのでしょうか?

富士山撮影をするカメラマンは非常に多いですが、一部のこういった人達がいると我々も同様に見られかねないので困ったものです。 その場で注意して性質の悪い人間だったりすると絡まれたりしてトラブルになるのもいやですからね。どちらにしてもカメラマンとしても最低限のモラル、マナーなどを今一度考えて、皆でこのすばらしい富士山を気持ち良く撮影しましょう。

清水 隆史