冬の風物詩・紅富士を撮影しよう
紅富士(べにふじ)は富士山が紅色に染まること現象です。そんな富士山を見れば誰もが言葉を失うくらい感激します。
ここでは美しい紅富士を撮影するための条件について質問形式でまとめました。
本題に行く前に色々な紅富士のバリエーションを紹介します。
撮影月日 1月24日 6時50分頃
PENTAX67/SMC PENTAX67 200mmF4
絞り優先F22 シャッター速度1/2秒 フジクロームベルビア50
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
神奈川県箱根町箱根ターンパイク箱根伊豆連絡線駐車場から撮影

撮影月日 12月31日 6時55分頃
ニコンD810/Ai-S AF70-200㎜F2.8ED VR2 PLフィルター使用
絞り優先F8 シャッター速度1/8秒 ISO100
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
山梨県・二十曲峠から撮影
Q1.いつ撮影できますか?


≪撮影データ≫
撮影月日 2月8日 6時40分頃
PENTAX67/SMC PENTAX67 200mmF4
絞り優先F22 シャッター速度1/4秒 フジクロームベルビア50
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
静岡県・忠ちゃん牧場
Q2.「紅富士」は「赤富士」と何が違うの?
「紅富士」は冠雪した富士山に太陽光が当たると山肌が紅色に染まる現象です。逆に「赤富士」は冠雪していない富士山が真っ赤に染まる現象です。 地平線から昇る太陽は地球の大気を通過する距離が長いため波長の短い光は途中で散乱されてしまい、波長の長い赤色の光が多く地上に届きます。 この紅い光が富士山を照らすことで赤や紅に染まります。纏めると以下の通りです。
「赤富士」とは
夏の朝夕、山の地肌が日光で暗褐色(赤色)に色づく状態です。冠雪をしていない富士山の山肌を朝日が照らし赤く染まった富士山のことを言います。 葛飾北斎の浮世絵版画「冨嶽三十六景」の中に赤富士を描いた「凱風快晴」がありますが、朝日を受けて赤々と照り輝く夏の富士を描いた傑作として広く知られています。
「紅富士」とは
真冬の朝夕、富士山が冠雪した状態で朝日に照らされ赤く染まり、鮮やかな紅色に染まる富士山を言います。
「赤富士」

≪撮影データ≫
撮影月日 9月6日 5時30分頃
ニコンD810/Ai-S AF70-200㎜F2.8G VR2
使用焦点域110㎜使用
絞り優先F8 シャッター速度1/25秒 ISO64
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
山梨県・三国峠パノラマ台
「紅富士」

≪撮影データ≫
撮影月日 2月26日 6時20分頃
PENTAX67/SMC PENTAX67 300㎜F4 PLフィルター使用
使用焦点域200㎜使用
絞り優先F22 シャッター速度1/4秒 フジクロームベルビア50
三脚 GITZO G320
静岡県裾野市・水ケ塚公園
Q3.紅富士は縁起が良いと聞きましたが?

Q4.素晴らしい紅富士を撮影したいのですが・・
以下の条件が整うと良いでしょう。・紅富士が撮影できるのは11月から4月ですが特に12月から2月の冬の季節が良いと言われています。
・前日に雪が降り富士山に雪が積もっていること
・太陽が昇る方向に雲がないこと

Q5.紅富士が撮影できる場所を知りたいです。

「神奈川県箱根町からの富士山」

≪撮影データ≫
撮影年月日 2月6日 6時44分
ニコンD810/Ai-S AF24-70㎜F2.8G ED
使用焦点域70㎜使用
絞り優先F11 シャッター速度1/3秒 ISO100
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
神奈川県・箱根町
「山梨県山中湖からの富士山」

≪撮影データ≫
撮影年月日 2月6日 6時40分頃
PENTAX67/SMC PENTAX67 75mmF4.5 PLフィルター使用
絞り優先F22 シャッター速度1/2秒 フジクロームベルビア50
三脚 GITZO G320
山梨県・山中湖
「西伊豆からの富士山」

≪撮影データ≫
撮影年月日 12月19日 6時45分
ニコンD800E/Ai-S AF70-200㎜F2.8G ED VR2
使用焦点域185㎜使用
絞り優先F11 シャッター速度0.6秒 ISO100
三脚 ベルボンカルマーニュ630NⅡ
静岡県・雲見海岸
「神奈川からの富士山」

≪撮影データ≫
撮影年月日 11月23日 6時25分
ニコンD800E/Ai-S AF80-400㎜F4.5-5.6G VR
使用焦点域360㎜使用
絞り優先F11 シャッター速度1/15秒 ISO100
三脚 GITZO G320
神奈川県・真名瀬
「狭山湖からの富士山」

≪撮影データ≫
撮影年月日 12月1日 6時40分
PENAX67/SMC PENTAX67 300㎜F4
使用焦点域360㎜使用
絞り優先F11 シャッター速度1/4秒 フジクロームベルビア50
三脚 VELBON カルマーニュ830
埼玉県・狭山湖
Q6.紅富士撮影時のテクニックや注意点は何ですか?
カメラの露出は富士山の紅富士を綺麗に表現するためにカメラ側の設定を「-」や「アンダー」になるようマイナス補正をして撮影しましょう。 コンパクトカメラや手振れ補正付のカメラであれば問題ないかもしれませんが一眼カメラで撮影するならしっかりとした三脚を使用して構図をすると楽です。★お薦めの三脚
私が現在使用している三脚はベルボンカルマーニュー630です。軽くて丈夫なので安心して使用できます。 発売当時は雲台を入れて10万オーバーでしたが今は値段も安くなりお勧めです。特徴は三脚はカーボン素材、雲台はマグネシウム素材なので非常に軽く堅牢です。 エレベータも付属しているので高さの調整は簡単です。お勧めの三脚をご紹介します。
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★三脚と同時にカメラのブレ防止用にリモートレリーズを使用しましょう
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※ケーブルレリーズではなく無線レリーズもあります。富士彩景ブログ 無線レリーズで撮影を便利にしよう
◆専用カメラ雲台
カメラ雲台は三脚に付属の雲台で問題ないのですがさらに画角の微調整をするならこのマンフロットギア410がお勧めです。私も現在愛用しています。 特徴はカメラをワンタッチで装着できること、そして縦横の微調整が優れていて構図の設定には最高のカメラ雲台です。
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◆カメラ専用結露防止用ヒーター
夏は早朝は特に水蒸気が多くカメラのレンズが曇る可能性が大きいです。良く撮影地などでレンズが曇るとブロワーをかけたりレンズを拭いたりする方を見かけますが 一度レンズは曇ってしまうとすぐに結露します。事前にレンズの周りにヒーターを使用して結露防止するのが良いでしょう。
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◆モバイルバッテリー
レンズヒーター用のUSBバッテリーも必要ですので用意しましょう。早朝の準備から暗い場所での撮影になるので手元には小さなライトを用意すると良いでしょう。
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